持続可能で
質の高い医療を
ITの力を利用して
社会全体でフラットに
医療をデザインする
現役医療従事者による
ダイレクトな課題解決
複数バックグラウンドを持ち
領域横断的な思考
ITなど先進技術を活用し
アナログと融合させた未来志向
これまで日本の国民皆保険システムは国際的にも類を見ない素晴らしいシステムであると評価され、 その質の高さや低コスト、良好なアクセスについて評価を受けてきました。 また、これに基づく医療福祉の手厚さについても、福祉国家としての日本の評価を高めてきました。
しかしながら、その影には医療従事者の過重労働による過労死や自殺、地方を中心とした医師・看護師不足など担い手の問題、 少子高齢化の進行によるコストの問題、過度な医療と人権問題など、多くの見えざる問題を内包しており、 10年後、20年後にはこの素晴らしい医療システムを継続できなくなる危機に瀕しているとも言えます。
特に2019年にアウトブレイクした新型コロナウイルスの脅威による医療の逼迫は、まさにその予兆を示していました。 その最中、集会の禁止などにより行えなくなった病棟回診をいち早くweb会議ツールによるバーチャルシステムで代替することで、 医療の諸問題の解決にITが大きく貢献できる可能性を感じると同時に、ITツールの導入にあたって 代表の龍岡が当時工学部の研究室で研究を行っていたことがきっかけとなったことから、 医療従事者が他分野と交流し分野外の知見を医療に取り入れることが重要なのではないかという仮説を得ました。
これらの経験を踏まえ、医療の現場で働く医療従事者でありながら、 工学・情報学系の研究室や企業とも協働する中でIT技術やビジネススキルを積極的に取り入れ、 医療界のアップデートや医工連携、ビジネス界における新規産業創出に貢献できる人材をヘルスケアポリネーター(Healthcare Pollinator)と呼び、 その普及および周知、育成を目指す活動を行っています。 当一般社団法人では医療機関、研究機関、企業を行き来するポリネーター活動に加え、 研究および非営利的社会課題解決を重点的な活動として挙げ、ネットワーキングや知識の共有などを行っています。
最近ではAI、特にtransformer以降の技術およびLLMを用いた生成AI技術に注力し、研究および事業を進めています。 詳細の活動内容については事業内容ページにて紹介をしていますが、この活動に興味のある医療従事者、研究者、企業の方々のご参加をお待ちしております。